編集後記


 会員の皆様、大変長らくお待たせいたしました。待望の「旭天Vol.16」が難産の末、何とか発行出来ました。編集に多大な時間を費やしましたことを心からお詫び申し上げます(特に早い時期から原稿を寄稿された方々。お詫びの言葉もありません)。

 さて96〜97年は天文業界人的には“至福の時”ではなかったでしようか?
 平凡な年と言われた96年は、春に百武彗星が突然の殴り込みをかけて我々を驚かせ、その翌年にはへ一ル・ボップ彗星が期待以上の勇姿を見せ“社会現象”と言われるまでの盛り上がりを見せたのは記憶に新しいですね。97年の日食や火星の小接近と言うイベントが、少しかすんでしまう程と言ったら観測した人に怒られるかな?

 ところでこの2大彗星の接近に伴い、色々と機材や交通費に資金を費やした人って結構多いのではないでしようか? 実は私もその一人です。ここで“所得に対する彗星の為の出費の割合”題して「彗星エンゲル指数」なるものを思いついてしまいました。よし! やってみよう! う〜ん……。やっぱりヤメタ。

 この彗星エンゲル指数、一番高い値を示すのは貧乏学生代表の和田会員だと思います。でもその甲斐あって、天文ガイドの読者の天体写真コーナーで、1万作品以上とも言われるへ一ル・ボップ彗星を撮影した応募作品の中から和田会員の作品が最優秀作品に選ばれたことは、旭天の長い歴史の中でも“快挙”と称される出来事でした。本当におめでとうございます!!

 最後になりましたが、この度の会報発行に当たり会長の池田先生から御援助をいただきましたことを報告するとともに、厚く御礼申し上げます。


(1998年9月 広報普及部長 槙納 智裕)


会報”旭天”
星と旭川天文同好会の部屋